サーマルカメラの使い方で気を付けたいこと【東京でイベント開催】

2020年9月18日 │

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こんにちは、東京支店の根本です!

イベントの規制も緩和し、お問合せの内容も秋が深まるにつれて東京でも大き目なイベントの相談も増えてきております。

イベント開催の増加とともに
「サーマルカメラ」のレンタル利用相談も相変わらず増える一方。

そこで今回は「実際サーマルカメラ置いてなにがどうなるの?」ということについてのお話と、実際に利用する際に気を付けるべきことをまとめますね。

①サーマルカメラってどんなカメラなの?

いまや商業施設、公的施設、企業オフィスなど、一日に一回は建物入口のどこかで見かけるサーマルカメラ。
これは単純な話、体温が高い人を探すためのカメラです。

がしかし、あくまでも「表面の熱を感知」しているだけなので体温計という概念とは実際はことなります。
つまり、本当は体が熱っぽくても、めちゃめちゃ冷房にあたって肌表面の温度が下がっていたら、カメラに映っていても熱がある、とは感知されないのです。

なので、正確な体温を測るには運営上、肌に触れるような体温計も二次的に用意しておく必要があります。

それでも、ある程度の人数が往来するような場面では熱がある人をピックアップするための「対策」として講じておく必要があるため多くの場所で設置しているわけなのです。

②イベント会場ではどうやって設置するの?

サーマルカメラが熱を検知するためには、設置の角度・範囲などに条件があります。
基本的には「出来る限り顔正面が映ること」「〇mの位置に人が通過すること」という条件が多いです。

つまり、どうゆうことかというと・・・

こちらの図のように、人の列の真横、ではなく
少し角度をつけて顔正面がうつるようにすること。
そして、〇mというのは機種によって測定可能範囲がことなるのですが、上図だとおよろ2m地点を人が通過するように導線に制限を設けることが必要になります。

つまり、大きなイベントで入口を一か所にして一台おいとけばいいや、という考え方ではなく人数が増えるほど、導線の列の数だけカメラを設置することがおすすめになってくるのです。

③運営方法ってどんな風になるの?

ささきほどの②で「導線に制限を設ける」と書きましたが、これが運営に影響してきます。

限りあるスペースで、密ではなく来場者をうまく並ばせる。
これは正直、パーテーションで頑張って仕切っていくしかありません。
(もちろんそのアドバイスと商品提案はさせていただいてます!)

ただ、運営ってその後が問題なんです。

イメージしてください・・・
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
イベントが開場して人が入ってくる・・・
うんうん、順調!と思っていた矢先に

「ぴぴー、ぴぴー」

と鳴り響きくカメラ。

人がどんどん流れてくるので、すぐさま列をとめます。
ただ、なった瞬間にはモニタにうつっていた検知範囲に4、5人の人が収まっています。
「んだよ・・・俺が熱があるってのか!?そんなわけないだろ!」と少し強めに出てくる来場者・・・

「決まりですので・・・体温計で測定させてもらってますね」と
列からその数名を別場所に誘導する。
並んでいる来場者は音に反応してざわざわして進みが遅くなるので、止まらないように声をかけるスタッフ
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

といった感じです。どうですか?

つまり、普段にもまして
①カメラをチェックの人
②列を止める人
③列から人を抜いて誘導・なだめ対応する人

これらの運営ポジションを発生させる必要が出てくるのです。
誰だって「お前がコロナか?」と疑われるのは良い気がしません。でも、対策をし、実際の検温をしないとクラスターの発生率は下げられません。

まとめ

いかがでしょうか?
イベントにおいて、サーマルカメラは「設置しておけばいい」ものではなく
それ以上にいろいろな対応をしておく必要があるのです。

ただ、もちろんイベントの内容などによってはサーマルカメラのおすすめの仕様がいろいろ変わってくるので、ぜひご相談ください。

コストと目的にそって、私たちがせいいっぱいご提案します!
もちろん、運営のアドバイスもしておりますのでお気軽にご連絡ください!

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イベント21東京支店

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